夏≠アデノウイルス
カテゴリー:お役立ち~その他の感染症~ 2015年3月18日
最低気温が0℃を上回りちょっとは春近し・・・

卒園・卒業シーズンですね!
関係者の皆さんの心配は、冬の感染症で欠席者がいないことを願う!ですね!

YIC­Netの管轄する地域でも、少なくはなりましたが相変わらずインフルエンザA型とB型がちらほら。
そんな中、加盟施設の情報共有場所であるグループウェアでは、冬の胃腸炎代表の『ノロウイルス』『ロタウイルス』が散見されて来ました。

ところがその中に、皆さんの間で周知されているウイルスの名前が・・・(ちらほらですが)

夏と言えば『アデノウイルス』
夏かぜと言えば『アデノウイルス』
プールと言えば『アデノウイルス』

そう!『アデノウイルス』・・・

夏の代名詞となっているアデノウイルスですが、そうではないんです。こやつは一年中います。
実は、乾燥したこの時期、特に感染力があります
アデノウイルスは様々な症状を起こすウイルスで、50くらいの種類があります。

多くのアデノウイルスは、潜伏期は5~7日で、感染経路は便、飛沫、直接接触です。免疫がつきにくく、何回もかかる可能性があります。

この時期は特にインフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルスの流行時期ですので、

インフルエンザ様症状をひきおこすアデノウイルス。
ノロ、ロタと同様に胃腸炎をひきおこすアデノウイルス(乳幼児期に多く、腹痛、嘔吐、下痢を伴います。多くが微熱ですが発熱も。灰白色便の報告も!)

の感染で、間違えられやすいのです。

インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルス以外の新たな刺客が『アデノウイルス』
と、頭の片隅にお願いします!

ところでこのアデノウイルス。
当然予防は、手指衛生!

アルコール消毒剤への抵抗性は、効果の高いインフルエンザと効果の低いノロ・ロタウイルスの中間位で、アルコール消毒剤のみの手指消毒はお勧めしません。
なので、石けんと流水による十分な手洗いによってウイルス量を減らし、アルコール擦式手指消毒剤の追加使用で効果が期待できます。

次亜塩素酸消毒は、バリッと有効です。(これで手は洗わないで下さいね)

楽しい思い出の日を全員で迎えられますように!
 
YIC­Net 今金国保病院検査技師 山田
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