病院長挨拶

 このたび、平成30年4月1日に八雲総合病院長を拝命いたしました石田でございます。
 現在、地域医療を取り巻く情勢がめまぐるしい変化を見せ、より的確な経営判断が求められる中、病院長という重責を託されたことに身の引き締まる思いがしております。
 私は、平成7年4月に当院へ赴任して以来、整形外科を専門に診療を行っており、外来と病棟でたくさんの患者様と触れ合いながら、今日まで八雲総合病院の一員として地域医療に携わり、その発展を見つめて参りました。
 八雲町を含む北渡島檜山医療圏は、少子高齢化が進み人口減少に歯止めがかからず、病院経営の観点からは大変厳しい時代を迎えております。更には、医師や看護師の不足が病院経営に直結する問題となり、地域センター病院としての役割を果たしていくことも困難な状況がすぐ目の前に存在しております。そのような困難な状況下におかれても、当院の進むべき方向性は何一つ揺らぐことはありません。当院の病院理念である「地域の皆さんから信頼され、満足される医療を提供する。」を実践するため、攻めの姿勢をもった病院経営を念頭に、近隣の病院や診療所、関係団体との連携を一層緊密にして、各大学の先生方のご協力を得ながら、患者様に選んでいただける病院であるために、常に患者様中心の医療を心がけてゆく所存でございます。
 八雲町の皆様から必要とされ、信頼され、支えられる病院を目指すために、今後の病院のあり方や将来構想などを模索しつつ、患者様の視点に立って自然体にて職務を遂行してまいりたいと存じます。

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