風疹流行情報
カテゴリー:感染注意報・警報 2012年8月29日
猛暑!北海道には似つかわしく言葉ですが、今年はとにかく暑い!!!
海難事故や、熱中症、食中毒・・・報道もそれを表しています。

この猛暑。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

その中で気になる情報をお伝えします。
猛暑とは関係ありませんが・・・


風疹、人が行き交う関西と都内で流行中!!

免疫のない「働き盛りの男性」に!!



今年初めから7月末現在で、全国で風疹と診断された人は、昨年同時期の約2倍に上っています。特に関西圏や関東圏での患者報告例が非常に多くなっています。  
今後も同様の流行は繰り返す可能性が高いとの見解が厚生労働省より発表がありました。北海道は数名の報告例しかありませんが、油断禁物です。
今年の発症例の特徴として、男性が全体の7割を占め、そのうちの35%が30代、40代と20代が20%強を占めています。
かつて、風疹は子どもの病気とされていましたが、様変わりしていますね。

その理由として、ワクチンの接種率が関係していると言われています。

情報として国立感染症研究所のHPです
       ↓↓↓
http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubella­m­111/rubella­idwrc.html


風疹は「三日はしか」とも呼ばれる感染症で、感染者の飛沫(ひまつ=せきやくしゃみなどによって飛散する体液の粒子)によって感染します。潜伏期間は2~3週間。全身の発疹や発熱、首のリンパ節が腫れるなどの症状があり、まれに急性脳炎を発症する場合があるが、通常は3日程度で症状が消えます。


風疹の効果的な予防策は、風疹ワクチン(麻疹との二種混合ワクチン=MRワクチン)の接種とされています。

ワクチン接種をきちんと受けたことがありますか?
母子手帳などで確認してみてください!

免疫力(抗体)はまだありますか?
病院で確認してみて下さい!

最も重要なのは妊婦さんへの予防です。
母体に感染して胎児に先天異常をもたらす「先天性風疹症候群」の予防です。


誰でも出来るもう一つの予防

咳エチケットを守ってくださいね!!
将来を担うお子様や、これから生まれてくるかわいい赤ちゃんを守る為にも!!

咳エチケットの関連記事です。
見てね~
http://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/yic_blog/index.php page=detail&bid=34
 
YIC­Net 山田
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