リハビリテーション室ブログ

回復期リハ「収穫の秋」
カテゴリー:回復期リハビリ通信 2022年10月12日

 こんにちは。作業療法士の池田です。

 気温26度の暑さから始まった10月も、雨を境にちゃんと寒さがやってきました。

 「寒くなってきたね。」と言うと、「嬉しい。やっと過ごしやすい季節になる!」と喜ぶ若手男性スタッフ。まさかの返答に驚きです。私は秋になると何だか寂しさを感じます。しかし、私の美容師さんは「秋はおしゃれを楽しめるから好き。」と。そうか~。確かに!サンマが食べられる!梨や柿も!やっぱり私も秋好きです。

 

 さて、秋と言えば「収穫の秋」ですね。今年も回復期リハビリテーション病棟ではプランターに植えたトマトやキュウリ、バジルに大葉がフッサフサに生い茂りました。4階の窓からはサンサンと太陽が差し込めて、窓際はまさにオアシスでした。

         

 

 今年初めて挑戦したキュウリは、床に置いた鉢からツルを伸ばし、余裕で天井まで伸びました。実がなるとあっという間に大きくなるキュウリはスタッフや患者様の毎日の楽しみとなりました。

        

 患者様が毎日水やりをして下さるのでとてもみずみずしく、作業療法の調理練習では患者様が「なます用はこんな感じ。新漬けならこんな感じ。」と包丁さばきを見せて下さいました。

 

 そして、トマトの苗も緑が深まりそろそろ実が付かなくなったなと思って見に行くと、なんとキノコが。言語聴覚士の東さんと患者様が寂しくなったプランターに折り紙でキノコを作って飾って下さいました。季節を感じますね。いつまでも見ごたえのあるプランターです。

        

 

 やっと本題に入りますが、トマトの苗の横にバジルを植えると虫よけになり相乗効果があると聞きました。バジルは香りが強く、患者様と目覚ましに葉をちぎって香りを楽しむこともありました。そしてこの度、この香りをさらに楽しむために「ドライバジル」作りに挑戦ました。

        

 まずは枝から葉を取り、水洗いしてよく拭いて、レンジでチン!カラカラに乾燥した葉を揉んで粉状にしたら出来上がり♫

         

 手伝っていただいた患者様は「くさい!何これ!ひどい匂いだ!」と。えー!私は大好きな香りなのに。しかし「くさいくさい」と言いながら「どんどんよこしなさい。」と手際よく取り組んでいただいて。「やー笑ったね。思い出だなこりゃ。」と。お陰様で瓶いっぱいのドライバジルが完成しました。

        

 

 ピザやパスタにかけたら美味しそうだな~。やはり私は食欲の秋です。
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