日々のインフルエンザ対策、インフルエンザ対応、インフルエンザ対処お疲れ様です。
今回は、感染対策って言葉にもある、『~対策』という言葉の意味を考えてみたいと思います。
先ず、『~対策』と同じような言葉として、『~対応』、『~対処』があります。
『対策』する
「何らかの状況や事件を想定して手段・策略を考え、実行に移す」という意味です。
例えば、「インフルエンザ流行を想定して、手洗い・うがい・マスク着用など対策を講じておく」などと使います。
言葉的には、何かが起きる前に備えておく手段って感じですね!
『対応』する
「実際に起こった何らかの状況や事件に応じて手段・策略を考え、実行に移す」という意味です。
例えば、「インフルエンザ流行に応じて、手洗い、うがいで対応した」などと使います。
言葉的には、その時点や起きた状況に応じる(合わせる)行動って感じですね!
状況に応じて柔軟に応じていくため、自ら行動を起こすこともあれば、状況によっては何も行動を起こさないこともあります。受身的ですね!
『対処』する
「実際に起こった何らかの状況や事件に応じて適切な処置をとる」という意味です。
例えば、「インフルエンザ流行に対し、イベントの中止、学級閉鎖で対処した」などと使います。
言葉的には、その時点や起きた状況に対して適切な処置をとるって感じですね!
状況に対して積極的に応じていくため、自ら行動をおこすことになります。積極的ですね!
『対策』は事前
『対応』『対処』は事後
という違いがあることがわかりました。
今、インフルエンザに対し皆さんがやってることは、『対策』?『対応』?『対処』?どれでしょうか?←どれも抜かりなくお願いしま~す!
因みに・・・
『対策』の対義語・反対語は、『放置』です。
意味は「かまわずに、そのままほうっておくこと」です。←これだけはやめてぇ~!
日本語ってムズイ。
では、引き続き『感染対策』と、適切な『感染対応・対処』をお願い致します。
YIC-Net 広報 崎本