吉田です。
クリスマスももう少し、それに続くはお正月、忘年会シーズン真っ盛りですね。皆さん体調のほうはいかがですか?
さて、インフルエンザ情報第4報です。
51週(12月12日~12月18日)ではインフルエンザAは勢いをさらに強め、流行中です。もはや明らかな警報域といったところでしょうか?
4町で見ると長万部が49週で急増しましたがその後横ばい、その他3町では順調(?)に患者を増やしています(せたなも一時期、患者減少かな?という印象でしたが再度増加に転じました)。流行株はいずれもインフルエンザA型でB型は確認されていません。
八雲総合病院受診患者を分析してみると週を追うごとに八雲在住の患者数の割合が増え、町外の患者の割合は減少しています。ということは各町でほんとに流行しているのですね。
同じく、八雲総合病院受診患者の年齢層を分析しました。はじめは乳幼児(~幼稚園・保育園まで)が50%近くを占めていましたが、週を追うごとに中学生の患者数が増加しています。成人はほぼ横ばいですが、高校生の患者が出始めていますし、患者絶対数としては結構な人数です。
中学生、高校生、成人の皆さん、ワクチン打ちました?まだまだ遅くはないですよ!今回のインフルエンザの流行が落ち着いたとしても必ず2波、3波と流行が襲ってきます。ワクチン接種をヨロシク!
第3報で『クリスマス、インフルエンザ患者数もピーク、なんてことにならなければいいのですが』と書きましたが、がぜん現実味を帯びてきたみたいです。ご注意を!
さて、本年のインフルエンザ情報はこれでお終い!また来年にお会いしましょう。
皆さん、体調管理を十分にして、楽しいクリスマス、楽しいお正月をお迎えください。
YIC-Net 医師 吉田