テレビなどで、全国的にインフルエンザの流行期突入(定点あたり1・00人以上)!例年より早い!などの報道があります。
YIC-Net加盟医療機関からの情報でも・・・10/31~(44週)より せたな町、11/07~(45週)には八雲町と今金町で発症者がでました。
その後、せたな町や八雲町では発症者数の増加があり、八雲町では11/21 (47週)より20名を超え、一気に注意報レベル(インフルエンザ注意報レベル10名以上)です。
【お願い】
インフルエンザ?風邪?と感じる。または、だるい、熱、関節痛などの初期症状がある場合は、登校や出勤することは控えて頂くようお願いします。
医療関係者や幼・保育園関係者の感染が報告されています。このようなバリバリ働いている施設職員の方々についても同様です。病院、高齢者施設や幼・保、学校での職員による持ち込みが感染拡大の要因にもなります。
リスクの高い患者さんや高齢者、子供たちの健康を守るべく配慮しましょう!
ご面会で訪問される方についても同様にお願いします。
『今日は風邪気味で受診したついでの見舞いに来たよ!?』なんて笑えないことも実際あります。
インフルエンザの流行は例年にない状況にあり、未だワクチン未接種の方も多いようです。早期にワクチン接種をしましょう!!
そして《うつさない うつらない》ためには 手洗い・マスクをしっかりお願いします。
師走に向かって忘年会やクリスマスなどマスクができない宴会などが続きます。体調管理をしっかりして自己責任での参加を心がけましょう(笑)
ところで。
おたふくかぜですが…
八雲保健所管内にて流行が続いていたおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ですが、近隣町村への流行拡大もなく、小康状態へと向かっています?
とはいえまだ予断を許さない状況です。発症者数の増加した3~4週間後に、再度感染症拡大が起こるのがおたふくかぜの特徴でもあります。
引き続きご注意を!
YIC-Net & IICLC 今金町国保病院 MT 山田光雄
追記【11/30】
吉田です。
山田先生、ブログアップありがとうございました(先、越されちゃった!)。
第2報として、追記、グラフの差し替えをお許し下さい。
インフルエンザ患者数は(急激とは言えないものの)増加傾向です。
八雲にも飛び火しましたね~。
せたなは患者数はそろそろ頭打ち、その代わり八雲は増加です。
八雲の流行の中心は幼・保園、小学校のようです。
今金はまだ患者数は少ないものの、おたふくかぜの流行によりインフルエンザワクチンの接種が思うように進んでいないようで、今後も注意が必要でしょう。
YIC-Net 医師 吉田