ど~も!
久々の登場の吉田です
1年、早いものでもうインフルエンザワクチンの季節ですね。
インフルエンザと肺炎球菌性肺炎の話を書きなさいとのお達し(内輪の話なんですが・・・)がありましたので、ほんのちょっと蘊蓄をたれます。
インフルエンザと肺炎球菌性肺炎、一見何ら関係なさそう、あるいはインフルエンザに罹り、弱り目に祟り目で肺炎へといった流れは皆さんよく考えられるでしょうが、イエイエ、結構、関係あるんですよ!
インフルエンザ(あるいはインフルエンザ以外のウイルスでも)に罹ると気道上皮(気管や気管支表面の細胞)の上に血小板活性化因子レセプターや多量体免疫グロブリンレセプターなどが発現されます。
それと肺炎球菌表面のフォスフォリルコリンが結合し、細胞表面への菌の定着が始まります、まあ、なんとも難しい!
簡単に言えばインフルエンザに罹ると人の気管支と肺炎球菌がガッチリ握手する状態が出来やすいということです。
埼玉の皆川先生という呼吸器専門の先生の論文では、この関係はインフルエンザと肺炎球菌の組み合わせが最も多かったと報告されています。
じゃ、どうすりゃいいのさ?
もちろんインフルエンザに罹らないことです(これまた難しい!)。
すごく大切なポイント!
手洗い、マスク、咳エチケット(耳にタコですよね)
加えて
きちんとインフルエンザワクチンの接種を受けること。
特に高齢者の方に大切なポイント!
肺炎球菌ワクチンを受けていない方、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンをセットで考えられたらいかがでしょうか?オススメです。
インフルエンザワクチンのお問い合わせは以下参考になさって下さい!
八雲総合病院でワクチンを受けられる方コチラをクリック
↓↓↓
https://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=31
今金国保病院ででワクチンを受けられる方コチラをクリック
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http://www.town.imakane.lg.jp/hosp/news/post_15.html
その他の医療機関で受けられる方は、各医療機関までお問い合わせ下さい。
健康、長生き・・・これ最高!
(我ながらいいキャッチフレーズ?しばらく、これ使おうかな?)
YIC-Net 医師 吉田