YIC-Netではインフルエンザなどの感染症流行を、病院や施設などからの情報を集約して迅速に関係機関や施設に情報・警報発信を行っています。
当地域のインフルエンザはここの所やっと落ち着いたようですが未だくすぶっているのも事実です。
インフルエンザと平行しておこるノロウイルスによる感染性胃腸炎や、終息し、季節が移り変わるころには子どもを中心に増えてくる手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱)があります。今後も気の休まる時間がありません。
そんな中、先週末、熊本・大分を襲った大災害。
未だ地震で多くの方々が避難所などで生活を送られています。
そこではノロウイルスによる感染性胃腸炎などの感染症流行があるようです。
感染症は、時と場合を選んでくれません。
環境の悪化が追い打ちをかけ、容赦なく襲うのが細菌・ウイルス感染症です。
迅速な情報共有と衛生的な手洗いが出来る環境整備などの対策がとられ、発症者がこれ以上増えないことを祈るばかりです。
平素より当ネットワークでは一丸となって感染対策に取り組んでいますが、このような発災時の感染対策にも日ごろから備えておくべきと考えます。
まずは被災地の一日も早い復旧と感染症の拡大のないことを祈ります。
YIC-Net事務局・加盟施設 一同