前回のブログでは、インフルエンザはそろそろ下火?
A群溶連菌はどうでしょうか?
A群溶連菌も下火のはずが第11週の3日間(3月7日~9日)で11名の陽性者です。
また、インフルエンザウイルスとA群溶連菌の重複感染者も数名報告されています。
全国・北海道の状況でも高い水準で横ばい状態です。
先月札幌で開催された研修・講演会で耳鼻科の先生がおっしゃっていましたよ。
『インフルエンザ診断でインフルエンザの薬を投与されていた患者さんが、症状が改善されず当院を受診。確認のため、A群溶連菌の迅速検査を行ったところ陽性でした。副鼻腔炎や中耳炎の重症例もいて、残念ながら隠れ溶連菌感染患者はいるんですよね~』
インフルエンザと溶連菌がごちゃまぜ状態ってことなんですかね?
また、迅速検査での診断の落とし穴とでもいえる事例もあるらしく、注意喚起されていました。
未だ、インフルエンザ&溶連菌に注意が必要な状況です。
感染対策における『手洗いやマスク着用』などの標準予防策は基本です。ごちゃまぜでも基本は同じ!
耳からタコ!!でも こまめな手洗いやうがい、そして人混みではマスク装着(口だけ覆う鼻マスクはダメですよ)をお願いします。
YIC-Net&IICLC 今金国保病院 検査 山田