吉田です!
インフルエンザ流行情報第8報です。もう8報なんですね。
インフルエンザ全体を見ると患者数は横ばいです。
しかしながら地域的にみると今金、せたな方面では患者数は減少傾向、八雲は横ばい、長万部は増加傾向です。
以前、2週間ほどで患者数のピークを越えるのでは?と書きましたが、一部はアタリ、一部はハズレです。
というのも、確かにA型インフルエンザに関しては減少傾向を示しているものの、B型インフルエンザ流行の規模拡大がそれに重なり、ちょうど相殺された形でピークが形成されず、見かけ上、患者数が横ばいと思われます。
多くの年度では近隣のA型とB型の患者発生ピークはある程度ずれてつくられるため、それぞれの型できれいなピークをもつグラフとなりますが、今年はごちゃまぜって感じですね。
今後感染の主流はB型インフルエンザに移行すると思われます。
引き続きご注意ください。
ちなみにノロウイルス胃腸炎患者発生数は横ばいです。
YIC-Net 医師 吉田