吉田です。
第5週に入ってもインフルエンザ流行の勢いは衰えません。
第4週目の1週間当たりの総患者数が80名であったのに対し、第5週目では138名に増加しました。(下図)
比較的落ち着きを見せていた八雲、今金、長万部の3町での患者増加が顕著です。
それに対し、せたな町では頭打ちの印象です。(下図)
ところで
インフルエンザ流行の警報・注意報は定められた定点(医療機関)の1週間平均患者数が30を超えた場合に警報、10を超えた場合に注意報が発令されます。
北渡島、檜山では八雲保健所管内の定点で調査がおこなわれています。2月1日現在、定点情報のまとめと開示をおこなう北海道感染症情報センターはインフルエンザに関する警報および注意報を発令していませんが、今後1~2週間以内には八雲保健所管内にインフルエンザ流行警報が発令されるはずです。
「北海道感染症情報センター インフルエンザ定点情報」
下記URLをチェック!
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/kansen/501/map.html
この流行は今後1~2週間は続くと思われます。何度も申しますが、手洗い、マスク着用の徹底と、人ごみへの不要な出入りは避けていただくようお願いします。
YIC-Net 医師 吉田