吉田です。
平成28年第4週に入り、インフルエンザの流行に大きな変化が出ています
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八雲、今金、長万部では患者数がほぼ横ばいで推移していますが、せたなでは第3週の23倍となる46名の患者発生を認めました。(下図参照)
流行の主体はA型ですが、約1割がB型インフルエンザです。
また、当院インフルエンザ患者の中でも、せたな町から受診されている方が多く見受けられることから、実際の流行状況は数字以上のものかと推測されます。
この段階でワクチンを打ってもその効果発現は1~3週間を要することから、今おこなうべきは手洗い、マスク、環境整備しかないかもしれません。もちろんこれはワクチンが意味ないと言っているわけではなく、まだされていない方はワクチンを積極的に受けてください
せたな町のみなさんもさることながら近隣町村においても同様の爆発的流行が危惧されます。
うつらない、うつさない、広げないための対策、よろしくお願いいたします。
YIC-Net 医師 吉田