吉田です
先日こんな広告を入手しました。
このブログもそうですが、啓発の方法はいくらでもありますよね?
いろんな人に見てもらい、感染流行を防ごうという気持ちはみんな一緒です。
八雲小学校 石井先生、お互い頑張りましょう!
また、当ブログのご紹介ありがとうございます!
さてさて、内輪の話ですが、八雲総合病院小児科では今年からマイコプラズマ(マイコ)の検査法を血液中のマイコ抗体の多さを測るやり方から、喉にマイコのDNAがあるかどうか調べる方法(LAMP法)に変更しました。
値段はちょっとお高めなんですが、血液を2回採られる(病院に2回来ていただく)という患者さんの負担が無くなり、結果が出るまでの時間も短くなりました。
検査法を変えたことも影響?ではないでしょうが、マイコ陽性患者が急増です。
患者年齢層も前回、ブログアップしました図とは違い、低年齢層と比較的高い年齢層の学童にピークをもつ2峰性になっています
いつもと違うこの流行、「どんだけ~!?」って印象です(古い…?)
マイコの感染は緩徐に進むと言われています。
短期間にこの流行が終息するとはちょっと考えにくいっていうのが私の考えです。事実、11月9日(第46週の初めの日)1日だけで15人もの患者さんに検査をおこないましたし。
あるお母さんがおっしゃっていましたよ。「この子の熱、咳、普通の風邪とは思えない!」と。
当たりです!マイコ肺炎でしたね。いい感?いやいや母の為せる技でしょうね!
熱が続く!咳がひどい!この子ったらいつもと違うわ!となれば一度、受診してみてはいかがでしょうか?
予防は言わずもがな「手洗い、マスク」です。
これからの季節、インフルエンザもヒタヒタと迫ってきます。マイコ+インフルエンザで踏んだり蹴ったりとならないよう、家族みんなで「うつらない。うつさない。ひろげない。」対策をお願いします。
インフルエンザワクチンもお忘れなく。是非受けましょう!
YICNet 医師 吉田