溶連菌感染症が例年以上にどうも全国で流行っているようです
北海道でも!
幸いにも八雲保健所管内では発症例が非常に少ない状況ですが油断は禁物。
A群溶血性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)は当ブログでもしばしば取り上げてきましたが、一般的に溶連菌感染症と呼ばれています。
溶連菌感染症は咽頭炎、扁桃炎が有名ですが、そのほかにもいろいろあります。
医師によれば、この病気は患者の年齢・熱の程度・“のど”の赤みの具合・体や手足の発疹の程度などから診断しますが、最近は検査結果が10分程度でわかる迅速診断キットを用います。
治療には抗菌薬が必ず出されるはずです。
抗菌薬を飲み始めると、2~3日で熱が下がり、のどの痛みもやわらいできますが、ここで勝手に薬をやめないでください。
なぜってリウマチ熱や急性糸球体腎炎等の合併症などを起こさないためでもあるからです。出されたお薬はすべて飲みきってください。
飲み方などは
2012年06月21日投稿の当ブログ"おくすりのめたよ!"
(クリック) ↓
http://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/yic_blog/index.php page=detail&bid=75 を参照してください。
溶連菌には、ワクチンはなく、何度でも罹ります。
ここでもやはり感染対策の基本は やはり『手洗い』『うがい』です。自分の身を守るとともに、他人への感染拡大を起こさないためにもこまめな手洗いをお願いします。
YICNet&IICLC今金町国保病院 臨床検査技師 山田