12月02日吉田先生投稿のブログ『インフルエンザ流行の陰に』にて、当地域の水痘の流行が報告されましたが、『RSウイルス』についても全国的に流行拡大が話題になっています!!
YICNetが把握する地域では、昨年10月~12月に例年にない流行がありましたが、今年は今のところ散発的で流行の兆しは見られません。
がしかし!安心はできません。
なぜなら・・・下図:島根県感染症情報のグラフを見ると一目瞭然!!
11月下旬の1週間あたりの患者数が過去最多を更新しました。
国営放送を始めマスコミ各社が取り上げる『危険な状況』です。
国立感染症研究所によると、全国約3000か所の小児科のある医療機関が報告した患者数は11月下旬:第48週では5495人に達し、過去最多となった前週の5151人を上回り、今後も増加が示唆されているようです。
地域的には北海道や埼玉・東京・大阪での患者数の報告が目立ちます。
RSウイルスは、年長の子供や健康な大人の大半は鼻水や軽い喉の痛みなどの症状で治まりますが、6か月未満の乳児が感染すると肺炎や気管支炎を引き起こしやすく、呼吸器疾患を抱える高齢者も重症化する恐れがあるとの事です。
詳しくは当ブログのバックナンバーをご確認のうえ、インフルエンザ同様、罹ったかなと思ったら適切な検査ができる近くの医療機関への受診をおすすめします!
↓↓
http://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/yic_blog/index.php page=detail&bid=267
ちなみに・・・
上記のグラフで紹介した島根県感染症情報のホームページは、感染症情報を全国・各地方別・年齢別等さまざまな様式で報告されていますので感染症情報のお手本と言えるホームページです。
全国の動向を見るのにはイチオシです。
是非検索してアクセスしてみてください!
↓↓
http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/kansen/index.html
今金町国保病院 検査技師 山田