シリーズ”食中毒”『お弁当』
カテゴリー:お役立ち~食中毒~ 2013年8月20日
未だに暑い夏とよくわからない雷雨とじめじめ…

ところで皆さん!そんな時期のお弁当。心配なときありませんか?

“腐ったらどうしょう”
“お腹を壊したらどうしょう”

と、気になりますね。

お弁当開けたら、ぷわわわ~んって変なにほい…なんだか味が違う…ネバネバしてる…と思ったことありませんか?
お弁当は作ってから食べるまで、時間があいてしまうことが多いので、注意が必要ですね。

おっと!ここで補足!
「痛んでいる」「腐っている」=「食中毒」「菌が繁殖している」ではないということに注意が必要です。
変なにおいがしなくても食中毒を起こすことがあるということですし、変なにおいがしても?食中毒を起こさないこともあります。


いづれにせよ、私の作ったお弁当を美味しく!安全に! 食べてもらいたいですね!

そこでYIC­Net 谷澤より夏場のお弁当についてのアドバイス

「生もの」は使用しない
きちんと加熱処理をします。
ハムやかまぼこなどの要冷蔵品も加熱しましょう。
また、この時期はレタスなどの葉物なども避けましょう。

「水分」はできるだけ取り除く
ごはんをお弁当箱に詰めたら、すぐに冷蔵庫に入れて冷ます、またはうちわで扇いで冷ますのもよい方法です。
水分は菌増殖の原因になるので、フタに水分が付かないように、ご飯を冷ましてあげるのがポイントです。

食材同士の「くっつき」を防ぐ
おかず同士、仕切りなしで詰めるとその接触面からどんどん傷んでいきます。
バランやカップなど一枚はさむなどして、それぞれのおかずを触れさせずに詰めます。

「酢」「梅」「カレー粉」「しょう油」を使用する
これら身近な食材は、他の食材を傷みにくくしてくれる万能調味料です。
適度に使って食中毒を防ぎましょう。

お弁当箱を清潔にする
洗ってよく乾燥されたお弁当箱にお酢でふく、アルコール殺菌スプレーを使用すると傷みにくくなる効果がアップします。

保冷剤と保冷バッグを使う
保冷剤代わりにゼリーを凍らせて使うのも良いでしょう。
保冷剤は大きいもの1つ入れるより小さめのものを数個入れたほうが、満遍なく冷気が回ります。
ゼリーならデザートとしていただくことができます。これは、我が家でも実践してますよ

アイデアグッズを使用する
①おにぎり容器
手を触れずにおにぎりがつくれる。プラスチック素材でできており、容器の淵をつかむような感じでフリフリしておにぎりを作ります。そのままおにぎりの容器としても持ち運べます。
②蓋の部分に保冷剤が入った弁当箱
保冷剤とお弁当箱が一体型のものが売られております。蓋に保冷剤がついたお弁当箱にサラダやデザートを詰めて持ち運べば、お弁当の時間に、まるで冷蔵庫から取り出したような、冷え冷えの状態で食べることができます。
③抗菌シート
わさびやからし、天然ユーカリ成分でごはんやおかずの傷みを抑える「お弁当の傷みを抑える抗菌シート」などがあります。

他にもアイテムが沢山、有りますよ

ポイントのおさらい...
・調理前の手洗い(一番重要ですよね!)
・清潔な調理器具を使用する
・清潔なお弁当箱につめる
・食材は、生ものは使用せず、十分に加熱する
・完成後は十分に冷まし、水分を飛ばす
・濃いめの味付けや、アイデアグッズを利用する
・しっかりと保冷する
・早めに食べる



先人の知恵...

「経木(きょうぎ)」「竹の皮」「葉蘭(ハラン)」「熊笹」などに包まれた、梅や塩シャケおにぎり。

これが最強のお弁当であることに間違いないでしょうか?

 
YIC­Net 看護師 谷澤
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