八雲総合病院、YICNetメンバーでもある5名は、3月1日~2日 開催の『第28回日本環境感染学会』に参加のため、春一番が吹き荒れる横浜へ行ってきました。
次の2演題の発表を行ってきました。↓
『地域における感染対策教育』について
① 手洗いに関する幼児への教育的アプローチ
② 高齢者施設、幼稚園、保育園職員および保健師への手洗い実践教育の試み
昨年保育園での手洗い講習を行った際の指導に関する状況および分析結果、今後の課題等について、またYICnet加盟施設内での手洗い指導者の育成講習に関しての発表でした。
同セクションの他施設の発表では、ー感染対策をいかに地域で取り組むかーというテーマは一緒ですが、取り組み方の違いがみられました。
神戸大学病院が中心となって神戸市の行政区ごとにブロック化し、病院同士の連携を行い市内の感染対策に取り組んでいる事例や、茨城県鉾田保健所などの行政機関が中心となって保健所管内の感染対策ネットワークを構築しているという事例もありました。
すばらしい取り組みですねぇ。
う~ん・・・でもさぁ~
我々YICNetは病院だけでなく、保育園や幼稚園、学校、役場保健行政担当課、老健施設など、さらには消防署も加わって、北渡島・檜山地域の感染対策にみんなで取り組んでる、いわば草の根ネットワーク・・・
自分たちが言うのもなんですが、これもまたすばらしい試みだと思いませんか?
う~ん・・・
まあ、どっちがいいかは別として、これらがうまく絡み合ってくっついちゃえば一番いいのは事実ですな。
感染対策に垣根はない!を感じた学会でした。
セクション座長にも、お褒めと今後のさらなる活動に期待するとの声をいただいてきました。
この歳になっても、自分たちが関わっていることを褒められると嬉しいですね。
さあ皆さん!YICNet参加施設はもとより、み~んなで『うつらない・うつさない・ひろげない』に取り組んでいきましょう!!
今年はインフルエンザが未だ猛威を振るっていますね!今年は負けよ!とはいいたくありませんが・・・
八雲総合病院内でも・・・病院スタッフ~!各自の自己管理は大丈夫ですか?手洗い、マスク等の標準予防策はきちんと出来てますか?
YICNet 山田光雄