インフルの 影に隠れる RS
カテゴリー:感染注意報・警報 2013年2月2日
メルマガで情報は届いていると思いますが

第5週に入り5日間で100名を超え、子供達中心に猛威を振るっているインフルエンザ・・・。
この勢いを誰が止めるのか・・・。どう止めるのか・・・。

私たちはとにかく根気よく、手洗い、マスクなどなど・・・皆で感染対策を遂行するしかない・・・!

あっ!あれはっ!『我等がヒーロー ○○ マン』

と、ここでヒーローが登場!

となれば嬉しいんですが・・・

悲しい事に現実は甘くないんです。
インフルエンザの陰に隠れていますが、『RSウイルス』が・・・


2012年第49週(12月3日~12月9日)にアウトブレイクしたRSウイルス感染症・・・
2013年第5週(1月28日~2月3日)の5日目まででふたたび急増しています。

2013 RSV.jpg

患者の居住地は八雲町内が中心ですが、今金町および長万部町でも患者発生を認めます。

患者年齢層は0歳より2歳で重篤化しやすい年齢層です。

現時点の八雲総合病院小児科でもRSウイルス細気管支炎※1による入院患者がかなりの数を占めています。
RSウイルスは感染力が強いため、特に低年齢層の感染には注意が必要です。また、今金国保病院呼吸器内科 庄田医師の報告では高齢者の感染も散見されるとのことから、高齢者の方もあわせて注意が必要と思われます。

いやはや・・・騒がしい・・・
皆さん!我等にヒーローは居ません!
皆で気をつけて行きましょう!


RSウイルス感染症の詳細に関しては当ブログの関連スレッド
ココをクリック→ http://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/yic_blog/index.php page=detail&bid=267
をご参照ください。

※1 細気管支炎・・・主な症状として、ゼーゼー、ヒューヒュー、といった呼吸困難を伴う喘息発作のような症状

 
YIC­Net 広報 崎本
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