お久しぶりです。研修医岩佐です。なかなかブログのテーマが思いつかず、書きかけの記事を放置しているうちに3か月ほど経過しておりました。書きかけの記事たちはまたいずれ、今回は当院の外科研修について紹介したいと思います。
外科研修の内容は病棟業務、外来業務、手術参加となっています。朝入院患者さんの状態を一通り確認したら外来の見学を行ったり、火曜・木曜であれば定期の手術に助手として参加したりします。その他、臨時で手術を行う必要がある際も呼んでいただきます。空いている時間は縫合の練習をしたり、手術の予習をしたりして過ごします。基本的に腹腔鏡の手術が多く、研修医はカメラを持つことが多いです。学生の時と比べて主体的に手術に参加することができるので大変な分学びも大きいと実感しております。また、個人的には術後退院患者の外来フォローも見学できる点が当院外科の特徴かなと思います。術後の生活は変わりないか、自分が縫合した部分の傷はどうなっているのかなど確認することができ、手術をして終わりではないということを改めて実感しました。術前診断から手術、術後のフォローといった一連の流れを経験することができる研修でした。
さて、1月からは精神科、産婦人科、小児科を4週間ずつ研修する予定となっています。内科・外科に比べると4週間は非常に短く感じますが、診療科に慣れて終わりとならないように頑張っていきたいです。
(↑写真は今年度買っていただいた腹腔鏡の練習キット、真ん中にスマホをセットし映像をモニターに映して練習しています)