廣瀬です。
新年あけましておめでとうございます。
今年も「臨床研修医師ブログ」共々、よろしくお願いいたします。
今回は去年の振り返り記事として、入職後今までの9か月間で起こったことを回顧録的にまとめたいと思います。
……もう9か月ですって!早いですね……。
4月、入職。
この時期にはどの病院でも「当院でのコロナ対応について」などの記事をホームページにアップしていました。
正直、とんでもない時期に研修が始まったものだ……と感じていた記憶があります(苦笑)。
ただ、それでも前に進んでいかなければならない、自分を鼓舞してやっていこうと思いました。
(多くの医療関係のサイト記事でも書かれていることですが)研修医が受ける影響としては、
・症例が例年ほど経験できない(感染対策のため研修医が手技等に参加しにくくなる)
・当院の宣伝の機会が減る(当院での研修と相性が良さそうな学生の方に出会いづらい)
などですね。
症例の経験に関しては研修内容をうまく変えたり調整することで充実させることはできましたが、宣伝についてはなかなか厳しかったですね…。
他の研修病院のホームページを参考にしたりもしながらがら上の先生や事務の方と話し合いつつ、オンライン説明会をやるなどできることからやっていきました。
その結果、少ない人数ではありましたが説明会希望の話が何度かあり、充分とまではいかないもののアピールはできたかな、と思います。
(*現在もオンライン説明会のご希望あればやります!ご自宅から、Zoomでゆったりとやりましょう。)
https://hosp.town.yakumo.hokkaido.jp/modules/medical/content0073.html
研修については、4~7月は外科・救急でした。
救急に関しては救急車が入る際には外来の師長さんにPHSで呼んでもらうようお願いし、それ以外は外科病棟と手術室で研修をしていました。
麻酔科の手技も教わりたく、週替わりで来る麻酔科の出張医の先生の控室に毎週挨拶に行っていたのが良い思い出です(テレビでよく見る、芸能人の楽屋挨拶みたいな感じでした(笑))。
外科が終わってから10月までは小児科、産婦人科、精神科を1か月ずつローテーションしました。
国で必修として定められているローテートですが、1か月ずつはちょっと短すぎる気もします。
雰囲気を感じるくらいで、下手をするとあっという間に終わってしまいますから、来年度以降研修をされる方はご注意を…(笑)。
一方で、このくらいの時期から、患者さんの病態だけでなく、家庭や居住地のことなど、患者さんを取り巻く環境についても考えていく余裕ができたように思います。
特にこの3科は親御さんだったり、配偶者の方だったり、周囲の人とのつながりも考えることも重要なのかもしれませんね。
あとは、院内での勉強会でも演者として発表させていただいたこともありました。
「血液ガス」という、血液検査のなかの一部のデータの読み方についてのプレゼンをしたのですが、想像よりも多くの方に来ていただいたので嬉しかったのを覚えています。
発表するとなると相当勉強して準備していかなければならないので大変ではありましたが、そのぶん色んなことを考えられたのですごく良い経験になりましたね~。
学生の時から勉強の仕方が大きく変わったのを感じられました。なるほどこうやればいいのかと。
また発表の機会があれば頑張りたいと思います(笑)。
ちょっと長くなっちゃったので、今回はひとまずこのへんでやめることとします。
あらためて、今年もよろしくお願いします!
時々スープカレーを作っています。スーパーに素が売られているので結構楽に作れます。
(廣瀬)