こんにちは。理学療法士の阿部です。

1月28日（土）にさっぽろ芸文館で行われた『第10回日本静脈経腸栄養学会 北海道支部会』に参加してきました。自家用車で札幌まで行きましたが、道中は吹雪くわ滑るわで。とても運転が大変でした。
今回、ＮＳＴ専門療法士として初めて学会に参加してきました（たぶん八雲町で初の専門療法士？）。
『ＮＳＴ』という言葉になじみのない方も多いと思いますが、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、検査技師、リハビリ（理学療法士など）が患者様の栄養をサポートしていくチームのことを指します。
この度の学会では、色々なテーマの演題で地域栄養の問題から癌に対する栄養管理についてなど、たくさんの演題を聴講することができました。また、院内のＮＳＴの認知度についてなど当院でも問題となっていることが挙げられており、今後のＮＳＴ活動において大変役立つ話を聞く事が出来ました。
その他、ランチョンセミナーではＣ型肝炎疾患をテーマに秀和総合病院の鈴木壱知先生のお話から、今後の患者様の助けになるようなことが聞けました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ランチョンセミナーで昼のお弁当を食べ終わり、午後からは札幌医療リハビリ専門学校で『日本ボバース研究会北海道ブロック第１４回症例発表会』にも参加して来ました。研修会内容は、脳神経外科疾患の小児1例、成人3例の症例発表でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
各々、成人片麻痺患者における急性期、亜急性期、慢性期のリハビリ治療や、ボバースコンセプトに基づいた小児の装具療法の考え方など、色々と勉強になる話を聞くことができました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今回の経験を広く患者様に生かし、今後の機会に役立てていくと共に、当院や周辺のリハスタッフにも講義内容を報告伝達し、成果を共有していきたいと思います。