作業療法士の柴田です。9月24日と25日に札幌で行われた、訪問リハビリテーション実務者研修会へ参加してきました。
今回の研修では、1日目に「リハビリマネジメントリハビリ会議」、「地域ケア会議で訪問リハビリに期待すること」と題した講演がありました。
これらの講演を通じて、自宅にお邪魔して行う訪問リハビリでの、患者様に関わる他の職種との情報共有や、患者様のご家族と関係性を作って行く事の大切さを、再度学びました。そして、セラピストが立てた患者様の予後を、患者様に関係する人達と共有する事を求められている事が分かりました。
2日目には、訪問リハビリにおける患者様のリスク管理として、開業されている循環器内科の医師から、心不全や腎機能障害を持つ患者様のリハビリで運動する際の注意点を、分かり易く講演して頂きました。食欲の有無、むくみの有無、血圧に変化はないか?呼吸はいつもと同じか?など、自宅でもチェックし易いポイントを説明して下さいました。
現在行っている訪問リハビリ業務にすぐ活かせる講演を聞く事が出来、大変有意義な時間となりました。