雪解けが進み、なんだかワクワクする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。春が近づくと嬉しい反面、気圧の変化に体調を崩す方もいるかと思います。私も雨が近づくと頭痛に悩まされるお年頃です。
さて皆さん、「リハビリテーション」と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか。骨折などで歩けなくなった患者様が再び歩くための訓練、というのが一般的なイメージかと思いますが、リハビリの対象疾患は様々です。心疾患や呼吸器疾患の患者様も主治医の指示でリハビリを行います。
先日、リハビリテーション室では、「胸郭への介入実技勉強会」を行いました。胸郭から患者様の「呼吸」をどのように感じ評価、アプローチするか。実際に自分たちが被験者になって変化を感じることが目的です。胸郭が変わると呼吸が変わり、呼吸が変わると胸郭が変わります。また、呼吸の変化が全身の筋緊張にも影響を与え、体の動きも変化することを感じる実技勉強会となりました。
私たちセラピストは普段患者様の体に触れることが多い職種ですが、自分達の手から沢山の情報を得て患者様と一緒に身体機能の変化を共有できるよう、これからも実技勉強会等を通して技術を磨いていきたいと思います。