リハビリテーション室ブログ

春に向けて運動を始める方へ
カテゴリー:スポーツリハ通信 2025年3月28日

寒い冬が終わり、暖かい春が近づいてきましたね。日の出ている時間も増え、雪が解けてきたので、これから運動を始めようと考えている方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、久しぶりに運動をする際には注意が必要です。急に体を動かすと、筋肉や関節に負担がかかり、ケガの原因になることも…。

そこで今回は、運動前の注意点とストレッチの重要性、そしておすすめのストレッチ方法についてご紹介します!

 

 

☆運動を始める際の注意点

①無理をせず、少しずつ始める

「よし!運動するぞ!」と気合を入れすぎて、最初からハードな運動をすると、筋肉痛やケガのリスクが高まります。まずは軽いウォーキングやストレッチから始め、徐々に運動を増やすことが大切です。

②水分補給を忘れずに

気温が上がる春は、汗をかきやすくなります。運動前後に、こまめに水分補給することで、脱水症状や熱中症を防ぐことが出来ます。

③運動前にストレッチを行う

ウォーミングアップをせずに運動を始めると、筋肉や関節が硬くなっていてケガをしやすくなります。運動前には動的ストレッチ(体を動かしながら行うストレッチ)を取り入れましょう。

 

 

☆ストレッチの重要性

運動前後のストレッチはとても重要です。ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、ケガを予防する効果だけではなく、運動のパフォーマンス向上や疲れにくくする効果も期待できます。

◆運動前(動的ストレッチ)

 身体を大きく動かしながら行い、筋肉を温めることで、運動しやすい

 状態を作ります。

 例)リズミカルに関節を動かすラジオ体操、少し反動をつけたストレッチ

◆運動後(静的ストレッチ)

 ゆっくり筋肉を伸ばし、運動で疲れた体をほぐすことで、疲労回復を

 促します。

 例)30~60秒かけて痛みが出ない範囲でゆっくり伸ばすストレッチ

 

☆ポイント:✅呼吸を止めずに行う。

       ✅勢いをつけすぎない。(慣れないうちはゆっくり行いましょう。)

       ✅リズム良くテンポを意識する。

 

☆おすすめの動的ストレッチ

①もも上げ

足を肩幅に開いて立つ。

片足を出来るだけ高く上げる。

リズミカルに左右交互に繰り返す。(20回程度)

 

②足振り

壁や柱、手すりに軽く手を添えて立つ。

片足を左右に振る。(10回)

反対側の足も同様に行う。

 

③肩回し

両腕を曲げ、指先を肩に置く。

肘で円を描くように腕を大きく後ろに回す。(約5秒かけてゆっくり)

反対回しも同様に行う。(5回)

 

④体ひねり

足を肩幅に開いて立つ。

両腕を肩の高さまで上げる。

ゆっくりと左右に体をひねる(10回)

 

春は運動を始めるのにぴったりの季節ですが、無理のない範囲で少しずつスタートすることが大切です。運動前後のストレッチを習慣にして、ケガを予防しながら、楽しく健康づくりをしていきましょう!

「どんなストレッチが自分に合っているか分からない」「運動を始めたいけど不安がある」という方は、お気軽にリハビリテーション室までご相談ください。

 

 

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