寒さも和らぎ(暖冬?)雪解けも進み、スキーなどの雪上スポーツはどんどん期間が短くなってきているように思います。私も含めまだまだ「楽しみたい」と思う人も少なくないと思いますが・・・。
一方で、陸上競技などの屋外で行うスポーツは、冬の間は屋内の活動で行うことが多くなり、雪解けを待ちながらしっかりと下準備(体づくり)を行う絶好の時期だと思います。
さて、題名にある通り陸上スポーツ少年団の父母向けに「陸上競技で起こりやすいけが」についてお話をする機会を頂きました。
講義では
1回目:肉離れ・捻挫
2回目:シンスプリント・ランナー膝
3回目:足底腱膜炎・オスグッド病
について約10分程度の時間で日時を3回に分け、総合体育館上の観覧席でこぢんまりと行いました。
すでにお子さんに症状があり困っている親御さんもおり、皆さん真剣に聞いてくださいました。実際に症状がある場合は「練習を休むこと」が前提となることが多いですが、講義終了後の質問時間では、やりたいという気持ちを優先してなかなか休んでくれない子供が多いということも聞かれました。
無理をして症状を悪化させるよりも、しっかりと症状が落ち着いてからスポーツ(競技)を行うことが望ましいと言われています。
楽しいはずのスポーツで怪我をしてツライ将来とならないよう子供の頃から注意していきたいものですね。
※下のスライドは講義のときに使用したスライドの一部です。