リハビリテーション室ブログ

11月の寒さを乗り越えるためのジョギング・ウォーキングガイド
カテゴリー:スポーツリハ通信 2024年11月28日

 皆さんこんにちは。11月になり気温が下がってきた中でも、ジョギングやウォーキングなどの運動は健康増進に対し非常に効果的です。ただ、寒さに対する対策や体調管理のための適切な準備が必要となってきます。以下に効果と注意点をまとめますので、是非参考にしてください。

 

 

運動の効果

  1. 心肺機能の向上 寒い中でもジョギングやウォーキングを続けることで、心臓や肺の働きを強化し、循環器系の健康を維持することができます。
  2. 免疫力の強化 適度な運動は免疫システムを活性化し、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抵抗力を高める効果があります。感染症が流行りだす寒い季節にこそ、免疫力を高めることが重要です。
  3. 精神的な健康の促進 秋冬の季節は日照時間が短くなり、気分が落ち込みやすくなることがあります。運動によりエンドルフィン※が分泌されることでストレスが軽減し、気分を高める助けになります。外での運動は自然を感じることでリラックス効果も期待できます。※エンドルフィン:幸福感の増進や痛みを和らげる作用をもつホルモン
  4. 代謝の向上 寒いときには体温を維持するためにエネルギー消費が増えるため、運動と併せて代謝が向上します。これにより、体重管理やダイエット効果が期待できます。

注意点

  1. 適切な服装 寒さ対策として、重ね着をして体温調節がしやすいようにすることが重要です。通気性の良い肌着、保温性のある中間着、防風性のある上着を組み合わせると良いでしょう。
  2. ウォーミングアップとクールダウン 冷たい外気の中では筋肉や関節が硬くなりがちなので、運動前のウォーミングアップは特に重要です。ストレッチや軽い有酸素運動を行い、体を温めてから本格的な運動を始めましょう。また、運動後のクールダウンも忘れずに行い、急激な体温低下を防ぎましょう。
  3. 水分補給 冬でも運動中には汗をかきます。寒いからといって水分補給を怠ると脱水症のリスクが高まります。運動前、運動中、運動後に適切に水分を摂ることが大切です。
  4. 天候の確認 風が強い日や極端に寒い日、雪や雨の日などは無理をせず、屋内でのトレーニングに切り替えることも検討しましょう。

 

 11月の寒さの中でも、適切な準備と対策を行えば、安全かつ効果的にジョギングやウォーキングを楽しむことができます。健康を維持するためにも、こうした運動を無理のない範囲で続けていきましょう。

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