八雲総合病院

プランターのじゃがいも

カテゴリー：回復期リハビリ通信 2024年10月29日

　皆さんこんにちは。いつもの退勤時間に外は真っ暗になり、夜になるのが早くなりました。秋の夜長ですね。スーパームーンはとても綺麗でした。皆様いかがお過ごしでしょうか。

　当院の回復期リハビリテーション室は日当たりがよいため、沢山のミニトマトが採れ毎年スタッフや患者様の楽しみの一つになっています。
　そしてなんと、今年は遂に初の試みとしてじゃがいもをプランターで育ててみました。患者様に笑われながらも物は試しです！一つはプランターに種芋を。もう一つは土袋に直接種芋を植えてみました。さて、屋内でじゃがいもは生るのでしょうか。皆さんはどう思いますか？
　順調に葉は伸び花も咲きました。徐々に枯れるのを待って(正直に言うと早く掘りたくて水をやらずに枯らして…)患者様方のGO！が出たのでワクワクしながら室内で芋ほりを決行しました。

　結果はこちらです。

　がっかりしながらも「かわいい」と笑う学生。「これならみそ汁の実くらいにはなるしょ。」と優しく言ってくださる患者様。もったいないのでしばらく飾って眺めることにしました。やっぱりやってみないと分からない。やることに意味がある！ですね。

　さてさて、そんなことがありながらも1階のリハビリ室では外の畑で沢山の立派なじゃがいもが採れました。やはり外の風が根を強くするんだなと学びました。芋掘りの時には麦わら帽子を被った患者様と一緒に参加して、芋をいただいてきました。
　作業療法の介入場面の一環とした調理訓練を兼ねて患者様にじゃがいもの皮を剥いていただき、じゃがいもの塩煮にしてみんなで美味しくいただきました。患者様からは「初物だ！美味しいね！」と喜びのお言葉をいただきました。
　人生で初めてバターと塩辛で食べる実習生達は、お鍋がピカピカになるまで食べてくれて八雲の味覚にニコニコでした。

　さて、来年は何を植えてみようかな♫プランターで育てるおすすめ野菜があったら是非教えてください。

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