こんにちは、精神科作業療法係です。セミの鳴き声が鈴虫に変わり、朝晩涼しく心地よい季節となってきました。北海道も近年夏の間は暑く、エアコンがないと厳しい状況になりました。私も昨年自分の部屋にエアコンを付けましたが、エアコン設置工事が立て込んで、結局ついたのは夏がすっかり終わり寒くなってからでした。
院内はエアコンが効いていて、季節感を味わうことが難しい環境です。長期の入院を余儀なくされる方にとっては、今が何月なのかわからなくなることもありますね。そこで、精神科病棟では季節感を味わって頂くことを目的に、ささやかですが納涼祭を開催しました。内容としては、金魚すくいやヨーヨー釣り、輪投げなどの屋台をスタッフが準備し、最後にはかき氷を食べて楽しみました。笛や太鼓の音のBGMを流して祭りの雰囲気を演出し、患者様の中には音に合わせて掛け声をかけたり、小さく踊ってみたりと、各々祭りの雰囲気を楽しんでいただけたようでした。
なかなか外に出られない冬にも、何か季節感を味わえるようなイベントが出来たらいいなと思っています。