皆さん、こんにちは。今月もやくも☆元気塾を開催しました。
前回より3名増えて5名の方々に参加していただきました。参加者の皆さんは初対面でぎこちない雰囲気でしたが、体操をするうちに徐々に雰囲気が和らぎ、お互いの事を話してもらえるようになりました。
その中で印象に残ったお話を紹介します。
その方はケガをきっかけに歩くのが大変になってしまい、少し歩くだけでも息切れがするので動くのが億劫になってしまいました。どこにも出かけない生活を続けるうちに、気持ちまで沈んでしまったそうです。
そんな生活を続けるのは嫌だと一念発起し、自宅で体操を始めました。体操を続けるうちに息切れをしなくなり、以前参加していた体操教室にも通えるようになりました。
体操は自宅で一人でも出来ますが、仲間と集まって体操するとそれが楽しみとなり、気持ちまで軽くなったと教えてくれました。
私も理学療法士として自宅で生活を続けられるための体操を指導しますが、やるかやらないかは患者様次第です。どうしたら体操をやってもらえるか、試行錯誤しています。ましてや継続してもらうのは最高難度の課題で、いまだに正解がわかりませんでしたが、理学療法士との関りだけではなく、楽しみが必要だということが確認できました。やくも☆元気塾も参加者の楽しみとなるような教室になればと願っています。
当初、やくも☆元気塾は月に1回の開催としていましたが、有難いことに参加者から回数を増やして欲しいと要望がありましたので、月に2回開催します。第2・4火曜日の10時からリハビリテーション室で行います。次回は5月21日の予定です。皆様のご参加をお待ちしております。