雪も降り寒くなってきました。体調管理に気をつけてください。
こんにちは!回復期病棟の専従理学療法士 三関です。
八雲町には住民主体で多世代交流の居場所を創る有志団体「やくも支え愛隊」があります。毎月1回、喫茶店「ラフも」で「やくも支え愛隊」が主催する「おかんとおとんの作品展」が開かれています。「おかんとおとんの作品展」では手芸・絵画・工芸・陶芸などの様々な作品を出展しています。
今回は、当院回復期病棟に入院中の患者様がリハビリを兼ねて作成した作品を出展しましたので、ご紹介いたします。
〇トイレットペーパーの芯アート
〇菊のペーパークラフト
〇秋の味覚かご
〇冬の切り絵
〇座布団カバー
製作時の患者様は会話も表情も生き生きです!いろいろなことを教えてくださいました。
「昔は学校帰りに電車の中でよく小さな鶴を折ったよ。一番小さくて5ミリの紙で折ったことがある!」、「かぎ針で8着くらいベストを編んだよ!」、「これなら後ろの背景は青のほうが映えるねー!」「紙で作ったぶどうでも美味しそう!こんなぶどう食べてみたいねー!」
出展した患者様が入院中であるため、ご自身が会場で作品を紹介することはできませんでしたが、作品作りをサポートした作業療法士の池田さんが代行で現地に行きました。
「大盛況でした!〇〇さん(患者様)のご家族も来てました!」
ご家族は入院中の様子を想像しながら作品を鑑賞されていたようです。
得意を生かした丁寧な作品に来場された皆様の目が釘付けです。
これからも地域とつながり、おかんもおとんも得意を生かせられる楽しい社会になれたらと思う一日になりました!