皆さん、こんにちは。理学療法士の武田です。
7月9日~10日に北海道立子ども総合療育センターで、大阪府の理学療法士を講師に招いて開催された、「脳性まひ児の治療と評価~姿勢制御を中心に~」をテーマにした講習会に参加してきました。
1日目は姿勢制御(姿勢制御とは変化した姿勢を状況に応じて適切にコントロールすること)について、「姿勢制御をなぜ学ぶのか」から始まり「発達を姿勢制御の観点から考える」について学びました。
2日目は北海道立子ども総合療育センターにリハビリに来ている患者様に対して、講師の先生が治療デモンストレーションを行いました。姿勢や体の使い方を変える際に、目に見えている姿勢を直接変化させるのではなく、患者様が感じる感覚やアライメント(アライメントとは各関節や骨の並びのこと)に対して変化をもたらすことを学んできました。
今回の講習会を受けて、患者様にいつもと異なる感覚を提供し、望ましい変化を感じてもらえるよう努めていきたいと思いました。