理学療法士の小河原です。
今回は、「第62回春季北海道高等学校野球大会南函館支部」に高校野球のメディカルサポートに行ってきました。
この大会は、これから始まる高校野球の暑い夏の前哨戦といった大会のようです。
■メディカルサポートの目的とは■
試合前のウォーミングアップや試合後のクールダウンの大切さを選手および監督に啓蒙し、ケガのリスク(過去や現在のケガも含めて)に対して適切なフォローをすることです。若い選手に故障の苦しい思いをさせないためにも、とても重要なサポートです。
■今回の活動について■
今回のメディカルサポートでは午前と午後の2試合のメディカルサポートに関わることができました。サポートメンバーは他病院の先生方と私の4名で、1チームに対し2名体制でサポートに臨みました。
1試合目では選手に自打球があたり、緊急搬送となるアクシデントがありました。初動の対応としては症状の確認とアイシングを実施し、救急隊の到着を待ちました。その後、その選手は病院で処置を受け、試合中に球場に戻ってくることが出来ました。
無事で何よりでした!
2試合目では試合前に大腿部太もものテーピング処置の補助を行いました。
試合終了後、選手たちのサポートに伺うと、喜ぶチームと悔しんでいるチーム選手を見てプレーをしている選手の「熱い想い」を肌で感じることができました。
一緒にサポートについて下さった理学療法士の先生は、野球だけではなく様々な競技のサポートを行っているとのことで、理学療法士の先生の「想い」も肌で感じることができ、とても有意義な一日でした。
今後も他のスタッフとともに、メディカルサポートなどに積極的に参加していきたいと思います。