ついに八雲でも雪が降りましたね!こんにちは、言語聴覚士の東です。
突然ですが皆さん!今何かハマっているドラマはありますか?
私は木曜22時から放送されている「音のない世界で出会い直す、切なくも温かいラブストーリー」のあのドラマにはまっています。
先日の放送では、主人公の元恋人が病気のために耳が聞こえなくなり、「今はまだ聞こえている自分」と葛藤しながらも手話を獲得していく姿が描かれていました…(思い出し泣き)。
ドラマの恋模様も気になるところですが!!
皆さんは普段、どんな方法で会話をされていますか?
今回は回復期リハビリテーションで作成した、コミュニケーションボードをご紹介します。
私たち言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションになんらかの問題がある方に専門的サービスを提供します。コミュニケーションの問題はひとりひとり違うため、検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言などの援助を行います。(日本言語聴覚士協会HPより一部抜粋)
今回作成したコミュニケーションボードは指差しで体調を訴えられる簡単なものと、文字を大きくした50音表です。
まずは、言語療法の時間の中で一緒に使う練習をします。次に病棟スタッフ、そして、ご家族や患者さんを取り囲む多くの方々とコミュニケーションが取れるように関わっていきます。
このほかにも、最近はスマートフォンアプリで色々なコミュニケーションツールが出てきています(冒頭のドラマでもアプリが使われていますよね!)。私も先日視線入力アプリをダウンロードしてみましたが、うまく使いこなすには時間がかかりそうです…。
今後も、たくさんの選択肢の中から安心して楽しくコミュニケーションが取れる方法を考えていきたいと思います。