皆さんこんにちは。作業療法士の中田です。
先日、オンライン研修会に参加したときに「子供の怪我を予防するためには」というお話がありました。子供の成長期には、骨が成長するにつれて筋肉が伸張され、ゴムが伸ばされたようにパツパツになるらしいのです。骨の長さに合わせて筋肉も長さや緊張度合いを調整するのですが、筋肉に十分な柔軟性が無いと急な伸張で筋断裂や腱断裂、関節周囲を痛めやすいことがわかりました。
そこで重要なのが、柔軟体操(ストレッチング)。「柔軟体操をやらない日を作らない」という言葉が頭に残り、体が硬い我が子達の柔軟体操を強化し始めました。入浴後に行なうようにし、息を吐きながらジワーッと伸ばします。息を吐いた方が体の力が抜けるので、息を止めないことが大切です。
ストレッチングの基本は、
①反動をつけない
②1回を30秒以上持続させる
③頻回に行なう
ということです。
昔とは違い、携帯電話やタブレットが普及しています。最近は小学生もパソコンを使って授業をする時代です。そのため、長時間の同じ姿勢で猫背になったり、外で遊ぶ機会が減ったりしていますよね。体を動かしてほしいところですが、柔軟体操などのメンテナンスも必要ということなんですね。