皆さまこんにちは。回復期リハビリテーション室、作業療法士の柴田です。
ここ最近の暖かさで、町内の至るところでお花が咲いていてウキウキしてきました。20代の頃はお花を見て季節を感じるなんてことは気にしていませんでしたが、ここ数年でわかった気がします。
回復期リハビリテーション病棟でも、少しでも春を感じられるよう5月ならではの飾り付けを作成しました。
タイミングとしては少しおそいですが…
5月といえばこどもの日!こどもの日にはこいのぼりと菖蒲(あやめ)の花ということで、この2つを作成しました。
このこいのぼりは、ちぎり絵でできています。患者様が小さな折り紙を1枚ずつ丁寧に貼ってくださいました。実に手間と真心の詰まった大作です。実習に来ている学生さんにも、「こうやって貼ったらきれいに仕上がりますよ」と教えながら作業に取り組んでいる姿も、とても素敵な姿でした。
菖蒲の花も患者様に手伝っていただきながら飾り付けていきました。この患者様は退院したら主婦の仕事が待っているとのことでしたので、長時間の作業を立って行なうことを目標に参加していただきました。
出来上がった作品を見てみると、3匹の鯉が気持ち良さそうに泳いでいて、菖蒲の花も風にそよいでいるように見えます。
外を歩いてもこいのぼりが昔より少なくなってきていますが、このこいのぼりを見て5月の爽やかな風を少しでも感じていただけたら嬉しいです。