リハビリテーション室ブログ

回復期リハビリテーション病棟<膝活(ひざかつ)>始めました!
カテゴリー:回復期リハビリ通信 2022年3月4日

こんにちは、回復期専従理学療法士の三関です。

当院の回復期病棟には、変形した膝関節を治療する手術(人工膝関節全換術)を終えた患者様も多く入院しています。

退院時は「痛みが楽になったことが一番嬉しい!」「曲がらなかった膝が曲がるようになりました!」「帰ったら仕事に戻れますね!」等、患者様ごとに喜びの声が聴かれます。

しかし、リハビリが始まった頃は「どれくらい運動したら良いの?」「どれくらいで膝の熱がひけるの?」「腫れていても運動やっていいの?」等、不安な声が聴かれることも多いです。

そこで、人工膝関節全置換術後の患者様の声を少しずつ集めて理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハ職員で話し合い、医師・看護師から意見をもらいながら、人工膝関節全置換術後の入院生活や退院後生活の不安を解消する取り組み<膝活>を始めました。

 

 

 

リハビリ職員が【人工膝関節置全換術についてー疾患の理解―】【入院後、退院後のリハビリについて】【膝の痛みについて】【活動と栄養について】について講話を開き、患者様に膝の痛みや活動量・食事内容等を毎日日記につけていただき、リハビリ職員と一緒に振り返ります。

「今はまだ腫れる時期だから気にしなくてもいいですね」「歩数計をつけると意識して歩けます」「タンパク質とか栄養を意識できるから良いですね」「病院の食事はしっかりとバランスとれていることがわかりました」「リハビリ時間以外でもできることが増えて忙しいです(笑)」

はじまったばかりですが、患者様自身が<膝活>を通して自分の体について考え、入院生活や退院後生活の不安を解消できるように積極的に行動しているように感じます。

 

写真撮影にご協力くださった皆さん、ありがとうございます!

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