こんにちは。理学療法士の佐々木です。
近頃は、朝方・夜が冷え込んできていて、秋の訪れを感じています。私は、例年、寒暖差と乾燥の影響からか、喉を痛めることが多いのですが、皆さんは体調崩されていませんか?免疫力を保つためにも、体調管理には十分注意しましょう!
さて、今回は、題名の通り高校野球のメディカルサポートという活動に参加してきました。メディカルサポートというのは、医療者が主にスポーツシーンで、選手のケガ予防・運動指導・運動後のケアやケガの対応を行う活動を言います。私で言うと、理学療法士の立場から様々なアドバイス、ストレッチ・運動指導やアイシングの実施をしていきます。この活動は、私がまだ高校球児だった頃から徐々に普及してきて、今や全道各支部で行われています。なお、本来であれば、投手・捕手に対してのストレッチの指導も予定されておりましたが、感染対策のため、自粛となってしまいました。
私が担当した日は、私を含めた理学療法士4名で運用され、その活動の中で、普段は伸縮性のあるサポーターを使用してアイシングを行なうところを、感染対策の関係で使い捨てのラップを使い、固定性や安定感を損なわないように工夫して実施されていました。幸い、選手のケガも無く、暑い高校球児の試合を見ることが出来ました。
私自身、メディカルサポートは、初めての参加ではありませんでしたが、試合中の選手の観察や動きを確認することも気が抜けず、スポーツ現場で活動する理学療法士の体験が出来て、たくさんの刺激を受けることが出来ました。このような屋外での活動は、病院では体験できない空気感があり、スポーツ現場ならではの手技が出来るのが魅力でもあります。
コロナ禍での開催にも関わらず、十分な練習が行えない状況で全力プレーを見せてくれた選手の皆さん、快くサポートを受け入れてくださった顧問の先生・大会関係者様、そして、ともに活動させていただいた理学療法士の方々に感謝申し上げます。今後もこのような活動に積極的に参加していきたいと感じました!!