こんにちは!作業療法士の藤下です。急に暑い日が続いていますね、、、水分補給をこまめに!さらに室温にも注意を払いながら熱中症にならないように気をつけましょう!
さて、今回は地域包括ケア病棟の看護師さんと作業療法士スタッフで橈骨遠位端骨折を患ってしまった方への自室でのトレーニングや疾患への共通認識を高めるために勉強会を行ないました。前半は講義、後半は実技と約40分程度行ないました。
橈骨(とうこつ)とは前腕の2本の骨の1本であり、親指側の太い方の骨です。遠位端(えんいたん)とは手首近くのことです。高齢者にとって撓骨遠位端骨折はすごく骨折しやすい部分です。(ものすごい衝撃が加わると若者でも折れます。)
その理由は、高齢者は骨粗しょう症などにより骨が脆くなっており、転倒時に反射的に手をついただけで簡単に手首を骨折するからです。
病棟とリハビリ室でトレーニング方法などに共通認識を持つことで、より効率的にリハビリテーションを進めていくことができます!
今回、参加者からは「こんなトレーニングのやり方もあったんだ」「病棟での助言や指導にも役に立ちそう」とポジティブな意見が聞かれ、とても有意義な勉強会となったと思います。
これからも、病棟スタッフと連携し、さらに良いチームとして患者様を支えていきたいと思います!