八雲の「健康マスター」こと理学療法士の小河原です(苦笑)。
今年も早いもので1月が終わり、2月に入り寒い冬はまだまだ続く感じがしています。寒い冬に負けないよう「健康」な体を作るように頑張りたいものです。
今回も皆さんと一緒に健康になるための知識を身につけ、一緒に「健康」を目指していきたいと思います。
今回は「今後の日本の将来推計」についてお話ししたいと思います。
日本では生活環境の改善や医学の進歩で感染症が激減したことなどにより平均寿命は延び、世界でもトップクラスの水準を示しております。
そして将来推計では2065年の平均寿命は女性で約91歳、男性で約85歳に到達すると予測され、100歳以上の人口もさらに増加する見通しになっております。
出生率の低下とあいまって、例を見ないスピードで高齢化が進んでいる日本。統計によれば2013年に65歳以上の人口は国民の4人に1人に達しています。2036年には3人に1人、2065年には2人に1人になると予測され、医療や介護にかかる負担は現役世代に重くのしかかると予測されています。
そのため、人や地域が社会保障や産業などの領域を超えてつながり、地域社会全体を支えていくことがこれまで以上に重要となっています。
住民の暮らしと生きがい、地域を共に創っていく地域共生生活の実現が求められております。
住民が地域づくりを「我が事」として主体的に取り組み、各自治体はその取り組みの支援と公的な福祉サービスへのつなぎを含めた「丸ごと」の総合相談支援の体制を進めていく必要があります。
将来の自分たちのため、今から何ができるかを考えていく必要があることがわかりました。