明けましておめでとうございます。
八雲の「健康マスター」こと理学療法士の小河原です(苦笑)。
これから皆さんと一緒に健康になるための知識を身につけ、一緒に「健康」を目指していきたいと思います。
今回は「平均寿命」と「健康寿命」についてお話したいと思います。
・まず「健康」とは何でしょう?
WHO(世界保健機関)によると、健康とは「身体的にも、精神的にもそして社会的にも、全て良好な状態であること」と定義しています。
単に病気でないというだけではなく、精神的にも家庭や社会的にも良好な人間関係を築いている状況があり、健康であると言えます。
「健康」とは、なかなか難しいことになりますね。
では平均寿命と健康寿命とは何でしょう?
「平均寿命」とは
・0歳の子どもが平均してあと何年生きられるかを示す「平均余命」のこと
とあります。
「健康寿命」とは
・介護などを必要とせずに自立して日常生活を送れる期間(健康である期間)
とあります。
下に健康寿命と平均寿命の推移のグラフを示します。
平成28年のデータになりますが、
男性の平均寿命 80.98歳 健康寿命 72.14歳
女性の平均寿命 87.14歳 健康寿命 74.79歳となり、
平均寿命と健康寿命の差は、男性で約8年、女性で約12年の開きがあるのがわかります。
この期間は「健康でない期間」ということになってしまいます。
健康で長生きするためにはどのようなことに気を付けて生活していけばよいのでしょうか。(続く・・・。)