こんにちは。作業療法士の有田です。
最近は一段と寒くなり、雪もちらほらと降ってまいりました。外出の機会も減り、運動不足なんて方も多いのではないでしょうか?冬道を歩く際には足元に気を付けてください!感染症予防のためマスクもお忘れなく!
今回は、先日勉強会で学んだことについてご紹介させていただきます。内容は「肘関節に関わる主な疾患」「人の姿勢」についてです。
【肘関節に関わる主な疾患】
みなさんは肘の疾患についてどのくらいご存じでしょうか?
代表的なものとして…肘部管症候群・テニス肘(上腕骨外側上顆炎)・野球肘(離断性骨軟骨炎)・変形性肘関節症・肘内障などたくさんあります。
今回の勉強会では、肘関節に関わる主な疾患について、治療の際の流れ・腕の位置・動かす力加減等、具体的に学びました。
「肘を曲げ伸ばしする」という簡単な動作にも人それぞれ違いがあり、患者様に合わせながら治療を進めていくということはこんなにも難しいことなんだと改めて実感しました。
【人の姿勢について】
今回は「座っている姿勢」と「寝ている姿勢」についてワークショップを行いました。ワークショップとは簡単に言えば討論会みたいなものです。
人は、それぞれ姿勢に特徴がありますよね。例えば…左右が非対称、足の広げる幅、手を置く位置など、見てみるとキリがありません。
今回のワークショップでは参加者同士で相手の姿勢を観察し、これらの特徴を見つけるとともに、その特徴の原因となる要因を分析していきました。
○みなさんこの二つの写真を見比べて、違いをどれくらい見つけられるでしょうか?
写真1 写真2
①右半身が右に傾いています。 ①顎が前に出ています。
②左肩より右肩が下がっています。 ②円背(猫背)になっています。
③左足が右足より外側に開いています。③両手が脚の内側に入っています。
今挙げたものはわかりやすい部分であり、その他にもたくさんあります。特徴を見つけた後は原因となる要因を考察し学びを深めていきました。僕たち新人二人は姿勢の特徴を見つけることで精一杯でしたが。。。
今回の勉強会で得た知識を活かし、これからも広い視野を持って注意深く観察、思考ができるように日々精進していきたいと思います!!