5月から始めた介護予防動画も今回で最後の第6弾になります。
今回のテーマは「途切れない社会とのつながり ~役割を失わずに~」です。
「介護予防」になぜ「社会とのつながり」・「役割」が必要なのかはわかりにくいですよね。
介護が必要な状態というと、足腰が弱くなったり認知症が進行したりすることで身の回りのことが一人でできなくなる状態、いわゆる身体的フレイル・認知的フレイルを思い浮かべる方が多いと思います。しかしフレイルには「社会的フレイル」というものもあって、社会から孤立することで身体的・認知的な問題を更に悪化させることが知られています。
今回はその「社会的フレイル」がテーマになっています。
動画では、地域住民が社会とのつながりや役割を獲得するための取り組みをご紹介しています。講師は当院理学療法士の三関雄一郎です。長年地域リハビリテーションに関わっている経験から提示される取り組みには、いぶし銀の説得力があります。
しかし、どのようにして社会とのつながり・役割を作っていくかという課題は、足腰を強くすることよりも難しい事です。社会とのつながり・役割を作るための方法は個別性に富んでおり、万人に通用するような決まりを作ることは不可能です。私たちは、住民が長年暮らした地域でいつまでも健康を維持しながら、たとえ障がいがあったとしても、少しでも長くその人らしい暮らしを続けていけるようなお手伝いができるよう日々試行錯誤しながら精進しています。
私たちの取り組みを、ぜひ最後までご覧ください。
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