リハビリテーション室ブログ

回復期リハビリテーション病棟の取り組み
カテゴリー:回復期リハビリ通信 2020年11月30日

 皆さんこんにちは!理学療法士の坂田です。

 日ごとに寒くなってまいりましたが、皆さま体調はいかがでしょうか?

 最近は新型コロナウイルスの感染者数も増加してきています。感染予防対策をしっかりしてこの冬を乗り切りましょう!

 

 今回の回復期リハビリテーション病棟のテーマは「症例検討会」についてです。

 

 患者様が豊かに生活できることを目的に回復期リハビリテーション病棟に入院されている患者様を対象に月に1~2回リハビリテーションスタッフで症例検討会を行なっています。

 回復期症例検討会では経験年数を問わず、発表者が検討課題を提示して、その提示された内容に対して活発な意見交換が行なわれています。意見交換が深まり予定時刻を過ぎることもあります。また、回復期リハビリテーション病棟では入院から退院までにどれだけ日常生活動作が改善したかをFunctional Independence Measure(FIM)という評価表を使用して数値化しています。症例検討会ではその変化についても確認しています。

 私も回復期症例検討会で発表して、在宅復帰に向けた取り組みで貴重なアドバイスをいただきました。そのアドバイスをもとにリハビリテーションや多職種連携を進めていき、患者様の目標を達成できた経験があります。

 症例検討会では発表者、出席者ともに自分自身と異なる考えを聴くことができるので、数多くのことを学ぶことができます。この経験を患者様に反映していき、豊かな生活を提供できるように取り組んでいければと思います。

 

↓実際の様子です。

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