こんにちは、理学療法士の佐藤です。
北海道は新型コロナウイルス感染症警戒ステージ“3”を発令し、11月7日(土)~11月27日(金)を集中対策期間と定め、道民に対して改めて感染防止対策の徹底を呼び掛けています。ステージ3は、“集団感染が数多く発生するなど、感染者がさらに増加している状況であり、社会経済活動への影響を考慮しながら徹底した感染防止対策を講じ、感染拡大の抑え込みを図る重要なステージ”とされています。
北海道のホームページには、感染防止対策として①3密(密閉空間、密集場所、密接場面)の回避、②マスクの着用、③手洗いの徹底が重要であると書かれています。①3密の回避に関しては、ご存じの通り、ソーシャルディスタンスの確保及びこまめな換気が重要であるといわれています。
今回のテーマはこの2つ
●マスクの着用の仕方
●手洗いの仕方
について再確認していきたいと思います。
私たち医療従事者が日々実践している方法を、理学療法士の安井さんの協力を得て紹介します!
①まず、マスクを半分に折ります。
②次に、鼻の部分を作ります。
(しっかりとフィットさせるためにはこの方法が重要です。)
③鼻にしっかりフィットさせながら、マスクを装着!
完成! ポイントは隙間を作らないことです。
安井さんありがとうございました。
①まず流水で十分に手を流します。
②石鹸を泡立て、手のひらと指の間を洗います。
③手の甲側から指の股を洗います。
④指先、爪の間、手のひらのくぼんだ部分・しわの部分も念入りに洗います。
菌が残りやすい場所なので、指先を立ててしっかりと洗いましょう!
⑤親指はねじるように洗います。
親指の付け根は菌が残りやすいため、付け根までしっかり洗ってください。
⑥手の甲を洗います。
⑦手首も忘れずに洗います。
⑧流水でしっかり石鹸を流します。
⑨ペーパータオルでしっかりと水分をふき取ります。
この時は、まだ水は止めていません。
⑩最後にペーパータオルで水道を止めます。
(水道の栓には細菌、ウイルスが付着している場合があります。)
これで終了です。
安井さんお疲れさまでした。
いかがでしょうか?一説によると、童謡の“どんぐりころころ”を2回歌いながら実施すると、十分に手洗いができるとのことです。小さいお子様のいるご家庭では時間の目安として良いのではないでしょうか。是非試してみてくださいね。