こんにちは。作業療法士の中田です。
皆さん、外出時のマスクは大分慣れたでしょうか。これから気温が上がり熱中症対策について考えながら、上手にマスクを使う工夫が必要ですね。
さて、八雲総合病院では院内保育園が設けられており、病院の職員が就学前のお子さんを預けています。毎年、インフルエンザやノロウイルス等の感染症が流行する中で、保育園の職員の方々には懸命に施設内や玩具等を消毒し、園内感染の予防対策に取り組んでいただいています。今年は特に新型コロナウイルスが流行し、さらに対策を徹底していただいており、安心して子供を預けることができています。
そこで、小さな子供たちが感染症にかからないための感染対策として、たんぽぽ保育園がどのような対策を取っているか、保育園の職員の方にお話を聞いてみました。対策の一部をご紹介したいと思います。ご自宅での感染対策に役立てられればと思います。
1.感染対策として重要視していること
「こまめな換気と玩具の消毒です。換気は常時窓を開けています。雨天の日は室内換気扇をつけて、できるだけ戸を開けて保育しています。玩具は午前にできれば1回、午後は必ず1回消毒をしています。消毒は霧吹きで消毒液を玩具に吹きかけています。小さい子が玩具を口に入れたときはすぐに消毒するようにしています。」
2.手洗い・うがい
「登園して入室するときやトイレ後、食事前に手洗い・うがいを促しています。手洗い後にアルコール消毒も行なってもらっています。」
3.外遊びや散歩のときに気を付けていること
「混んでいる公園は避けるようにしています。園庭では他のクラスと時間をずらして遊ぶようにしています。」
4.食事場面で気を付けていること
「できるだけ席を向かい合わせにしないようにしています。」
5.これからの季節、ご家庭で気を付けてほしいこと
「発熱時は解熱から丸一日様子を見てからの登園をお願いしています。」
6.苦労話や微笑ましいエピソード等
「新型コロナウイルスが流行してから、朝に登園してきた子から『先生―!!今日は新型コロナ○○人だってー!!』と連日報告を受けておりました(笑)」
こんな小さな子供たちが大人に混ざって「新型コロナ」と発言しているのを聞くと、大変な時代だなぁと感じてしまいますね。私の子供は北海道知事の顔をすっかり覚えて「あっ!知事!!」とテレビを指さすようになりました(笑)
皆さんも様々な感染症や風邪にかからず元気でいられるようにご家庭でできる対策を今からでも実践していきましょう。