こんにちは、理学療法士の阿部です。11月に入って急に寒くなりました。それでも毎日のビールが美味しいのは僕だけでしょうか。
先月の10月24~25日にかけて徳島県で行われた全国自治体病院学会に「八雲町住民におけるフレイルの関連因子についての実態調査~地域の介護予防に向けて~」のテーマでポスター発表してきました。
内容としては、アンケート結果からフレイルの負のサイクルに陥らないために、早期介入が重要であり、患者自身だけではなく、様々な職種における包括的な支援、働きかけが必要であることや、八雲町では前期高齢者時期から特に食事量、握力に注意していく必要があります。という話を発表させてもらいました。
また学術集会のテーマが「医療の源流と新時代の潮流」ということで講演では、現在の人口減少と高齢化、医師の地域偏在の問題から、それを取り巻く地域社会、医療支援についての重要性についてのお話がありました。地域病院が地域を守っていくために、常に新しい医療の流れを読み、運営努力していくことで存在意義を見出していくことが必要であるということを強調されていました。
2020年4月から地域包括ケア病棟が開設されます。自分の発表や講演会から、リハビリ職種としての介護予防推進はもちろんのこと、地域住民の皆様が安心して暮らしていけるための支援、働きかけやその地域に沿った情報共有の方法など、病院の存在意義を病院全体で模索していく必要性を感じました。
最後に今回のような発表を継続して行い、学んだことを地域の方に医療として還元していきたいと考えます。
また発表して色々な所へ行きたいなあ…うずうず…。