9月のやくも☆元気塾、2回目は30日に開催しました。テーマは「高血圧と運動」、理学療法士の武田が担当しました。7名の外来患者さんや入院患者さんが参加してくださいました。
高血圧は身近な病気であり、高齢になればなるほどなりやすくもなるといわれます。ただ血圧が高いだけというわけではなく、血圧が高くなることで血管の老化が起こり、脳卒中や心疾患など重大な病気へとつながってしまう可能性もあります。その為、高血圧とは「どういう病気なのか」や「どのように改善できるのか」などを皆さんにお伝えしました。高血圧の治療には、薬による治療をしている方もたくさんいます。その他にも生活習慣を整えることで改善や予防できる病気です。今回は「高血圧と運動」と云うテーマに沿って、高血圧に対する運動の効果や注意点についてお話ししました。
運動で気にしなければならない事に、「頻度」「強度」「持続時間」「運動の種類」があります。個人でそれぞれ辛く感じる程度が異なるため、自身で適切に行える運動を見つけていくことが大切です。今回は、運動強度を確認するための指標として下の図の計算方式で「ややきつい」と感じる程度の脈拍を計算して、運動を行いました。
参加者の皆さんそれぞれに疲れやすさが異なり、途中で休む方もいましたが、休みながらでも自分に合った運動を行うことが大切です。皆さんも自分に合った運動を見つけて実践していただけたらと思います。