皆さんこんにちは!作業療法士の藤下です。
先日行われた第50回北海道作業療法学会学術大会に、発表者として参加してきました。
学会は2日間にわたり行われ、6月8日に“地域ケア個別会議での助言の質向上に向けた「北渡島桧山自立支援型アドバイス研究会の取り組み”というタイトルでポスター発表を行いました。
1時間の中での質疑・応答では、他施設の方々から「すごく共感できます」「自分の施設でも研究会開催してみたいです」など、様々な意見をいただき、地域ケア会議での助言の難しさやイメージのしにくさを同じように感じている方が多い事が分かりました。
6月9日の50周年記念講演では、「地域包括ケアシステムにおける作業療法士の役割」というテーマで講演がありました。
医療も介護も生活の自立がキーワードであり、疾患の治療だけではなくADL・IADL(普段行っている家事動作や買い物などの活動)の質と量を向上させていく事や、しっかりとした専門性を活かし地域ケア会議(どのようにしたらその人が自立した生活を送っていけるか色々な職種が集まり話し合う場)などで地域の要望に応える事など、今後の作業療法士に求められる条件が提示されました。
地域に必要とされる作業療法士になれるように、今後も日々研鑽していきたいと思います。