こんにちは、言語聴覚士の畠山です。
去る3月25日に、リハビリテーション室主催による当院職員向け研修として、失語症の方との接し方についての研修会を開催しました。
参加者は、看護師や看護助手の方々以外にも、事務、医療相談員、管理栄養士、放射線技師、臨床工学技士、薬剤師の皆さんもお集まりくださり、お話をさせていただきました。
失語症は、脳卒中や頭部外傷といった脳の損傷によって起こる後遺症です。
言葉の問題は見た目では分かりづらい面があるため、症状を理解することや接し方のコツを押さえておくことがとても大切になります。
失語症を患われた患者様が当院の入院生活をより良く過ごしていただくため、あるいは外来通院で利用される失語症の患者様が、より円滑に意思疎通を図ることができるよう、今回このような会を催しました。
こうした活動が、当院の医療の質の向上に少しでも貢献できればと思っております。